善光寺、渋温泉、小布施:1日で回れるのはどこまで

サルと過ごすのは1日のうち約2時間、移動には7時間。東京からのツアーはどれも、残りの時間の一部を長野での立ち寄りで埋めますが、その中身は掲載ページから受ける印象以上に違います。このガイドでは立ち寄り先を一つずつ紹介し、主要4ツアーがそれぞれに何分取っているかを示し、公苑と並べて1〜2か所なら収まり、3か所だと収まらない理由を説明します。

移動のあとに残る時間

東京から公苑までは高速道路で片道約3.5時間、公苑そのものは森の遊歩道を含めると約2時間かかります。10〜13時間の1日なら、ほかに使えるのは1〜3時間ほどで、その使い方はツアーごとに違います。バスは昼食と決まった立ち寄り先で埋め、新幹線ツアーは善光寺で過ごします。貸切車は、ドライバーが決める範囲内で選べます。

掲載ページからわかる目安は、1か所なら余裕、短くて近い2か所ならなんとか、3か所なら公苑は1時間で、あとは車の中、ということです。この目安の根拠になる所要時間は東京から地獄谷へ:バス、新幹線、車にあります。

長野市の善光寺

善光寺は、長野という町が生まれるもとになったお寺です。創建から約1,400年、特定の宗派に属さず、1707年に再建された本堂は国宝。本尊の下には真っ暗な通路があり、壁を伝って進みながら、上に安置された秘仏とつながるとされる金属の取っ手「極楽の錠前」を手探りで探します。門前の仲見世通りでは、参道を歩く参拝客や団体客に向けて、軽食やおみやげが売られています。

時間はツアーによって違います。JTB Sunriseの新幹線ツアー(約293ドルから)は、通訳案内士とお寺を1時間見て、地元の案内人と仲見世を30分歩き、昼食付きの自由時間が1時間。公苑の前に合計約2.5時間です。1人料金の貸切車(約127ドルから)は、善光寺を立ち寄り先に選べば1.5時間、Luxurious Travel Masterの車(1グループ約535ドルから)は約1時間を予定しています。1時間あれば本堂と通路は回れます。仲見世通りと、座ってとる昼食には長いほうの枠が必要です。

自分で新幹線に乗る人は、善光寺、公苑、日本酒の試飲を回る長野発の日帰りツアー(約142ドルから)に参加できます。レビューは1,000件を超え、評価は4.9。難点は出発地で、長野から始まるので、列車は自分で予約して時間を合わせなければなりません。その列車についてはツアーなしでスノーモンキーへで説明しています。

公苑のふもとの渋温泉

渋温泉は、遊歩道が始まる上林温泉の駐車場から車で数分下った温泉街です。細い大通りは木造の旅館の間を上っていき、沿道には九つの小さな共同浴場が並びますが、その多くは町に泊まる客専用です。排水溝からは湯気が立ちのぼり、宿泊客は下駄を鳴らして湯から湯へと歩きます。ある貸切車のレビュアーのグループは実際にここで入浴しているので、日帰りでも湯に浸かることはできます。出発前にドライバーに相談し、タオルを持っていきましょう。

ツアー3は唯一の立ち寄り先として1.5時間を取り、通りを歩いてひと風呂浴びるのに十分です。ツアー4は40分で、通りの散策と足湯ができる程度。バスと新幹線ツアーは渋温泉に寄りません。タオルは、その日のほかの持ち物と一緒に持ち物ガイドのリストに入っています。

小布施と栗

小布施は長野市と公苑の間にある小さな町で、二つのもので知られています。一つは栗で、短くこぎれいな大通り沿いの店で、お菓子やケーキになって売られています。もう一つは北斎館です。「神奈川沖浪裏」を描いた葛飾北斎は、地元の商人に招かれて晩年をこの町で過ごし、町には晩年の作品のコレクションが残っています。

ツアー4は小布施に30分を取り、店めぐりと栗のお菓子にちょうどいい時間です。ツアー3は唯一の立ち寄り先として1時間あるので、北斎館も加えられます。公苑へ向かう道の近くにあるため、リストのどの立ち寄り先よりもサルと組み合わせやすく、ある貸切車のレビュアーは、東京への帰り道に歴史ある町でお茶を飲んだと書いています。

松代と戸隠

貸切ツアーの掲載ページには、さらに二つの地名が出てきます。長野市の南にある松代には真田家の城跡があり、今は石垣と復元された門が残る公園になっています。ツアー3も4も約1時間。4月に訪れたあるレビュアーは城跡の桜が満開だったそうで、お寺よりこちらを選ぶいちばんの理由はそこにあります。

戸隠神社は長野市の北西の山の中にあります。奥社へは古い杉並木の参道を歩き、村はそばで知られています。サルからは遠く、このサイトで両方を組み合わせているのはLuxurious Travel Masterのプラドのツアー(1グループ約522ドルから)だけです。難点は時間。レビュアーによると移動に13時間かかり、サルと1時間、お寺で1時間。立ち寄り先がいくつ入るのか、掲載ページにもっとはっきり書いてほしかったという声もあります。たいていの旅行者にとって、戸隠は東京からの日帰りではなく、長野に泊まる旅で訪れる場所です。

言った場所に止まってくれる車

Luxurious Travel Masterの貸切車は東京のホテルやAirbnbまで迎えに来て、公苑、善光寺、小布施、渋温泉、松代城跡にそれぞれ約1時間ずつを予定します。最大5人で1グループ約535ドルから。入苑料と食事代は別で、前日までの連絡でキャンセル無料です。

信州フルーツランドとかまくら

バスには、選ぶかどうかに関係なく二つの立ち寄り先が付いてきます。信州フルーツランドは沿道のレストラン兼果物店で、H.I.S.のバス(約150ドルから)はここで牛すき焼きの昼食を約1時間とり、そのあと最後の30分で駐車場へ向かいます。すき焼きはレビューでの評判もよく、店では谷の果物やその加工品が売られています。JTBの新幹線ツアーも、長野へ戻る途中に15分立ち寄ります。

1月下旬から2月末までは、バスにかまくらの里が加わります。北国の雪の家「かまくら」が並び、日が暮れるとライトアップされる会場で、入場料は含まれています。薄暗い中での短い立ち寄りなので、その時期を選ぶ理由ではなく、帰り道のおまけと考えてください。その時期の温泉の様子はスノーモンキーを見るベストシーズンで。

青空の下に建つ長野市・善光寺の木造の本堂

東京から回れるところ

立ち寄り先ツアー2(新幹線)ツアー3(立ち寄り1か所)ツアー4(グループ料金)ツアー7(プラド)
善光寺昼食込みで約2.5時間1.5時間約1時間レビューでは約1時間
渋温泉なし1.5時間40分記載なし
小布施なし1時間30分記載なし
松代城跡なし1時間1時間記載なし
戸隠神社なしなしなしあり
信州フルーツランド15分なしなしなし

この表はチェックリストではなく、1つか2つを選ぶメニューとして読んでください。ツアー3の掲載ページには、すべての立ち寄り先を東京から1日で回ることはできず、公苑から南西へ2時間の城下町・松本は無理だとはっきり書かれています。ツアー4で何か所も回ろうとしたレビュアーは、公苑は1時間で運転ばかりだったと報告していて、予約前に所要時間をもっとはっきり知りたかったという声もあります。サルに加えてお寺と温泉街も回りたいなら、長野か渋温泉に泊まって2日に分けましょう。

立ち寄り先で料金がどう変わるかは東京発スノーモンキーツアーの料金に、そこへ連れて行ってくれるドライバーの比較は東京発スノーモンキー貸切ツアーにあります。温泉そのものは地獄谷野猿公苑:遊歩道、温泉、ルールで、はるばる会いに行くサルについてはスノーモンキーが温泉に入る理由で紹介しています。何を加えても、サルは湯の中ではなく湯のそばに座っているかもしれません。入浴は誰にも約束できないのです。

公苑の先へ

立ち寄り先の計画

東京から1日で善光寺とスノーモンキーの両方を見られますか?

はい。JTB Sunriseの新幹線ツアーは両方を回り、お寺では昼食を含めて約2.5時間。東京発の貸切車も、公苑と合わせて善光寺に1〜1.5時間を取れます。H.I.S.のバスは善光寺に寄りません。

善光寺にはどれくらい時間が必要ですか?

本堂と地下の通路だけなら約1時間、仲見世通りと昼食を加えるなら2〜2.5時間です。新幹線ツアーは長いほうの時間を取り、東京発の貸切車は1〜1.5時間を予定しています。

スノーモンキーツアーで渋温泉に入れますか?

入れる可能性はあります。ツアー3は1.5時間、ツアー4は約40分を取り、ある貸切車のレビュアーのグループは実際に入浴しました。タオルを持ってドライバーに相談を。バスと新幹線ツアーは渋温泉に寄りません。

小布施はスノーモンキーへの道の途中にありますか?

ほぼ途中です。長野市と公苑の間にあるので、栗のお菓子と北斎館に30〜60分寄っても、運転はそれほど増えません。ツアー4は30分、ツアー3は唯一の立ち寄り先として1時間を取ります。

スノーモンキーの日帰りに松本を加えられますか?

いいえ。1人料金の貸切車の掲載ページには、東京から1日で公苑と松本を回るのは無理とあり、このサイトのほかのツアーにも松本を含むものはありません。1日に収まる城なら、長野市に近い松代の真田家の城跡です。